シネマ食堂。
あまりにレビューで評判が良かったのと版型がコンパクトだったのが重なり、最初読んだときはステキだけれど拍子抜け。 わざわざなんで買ったのだろうとおもいました。 けれど、ある日パラパラめくるとなかなか滋味深いもの。 前のめりになって読む本ではないです。 あと「レシピは大判」というイメージが強すぎる自分。 映画を観て作ってみたくなったり、食べてみたいから映画を観てみたくなったりしてください。 飯島さんの語る映画とのエピソードが楽しい。 私は「タンポポ」がやっぱり料理と映画といえば思い浮かびます。何度もテレビで放映されたからかな~レシピはチャーハンですがオムレツにチャレンジすること数回。あと、色々なかたにとってこの映画じたいが映画と料理の関係を強烈に意識させたエポックメイキングのような作品だと思います。 この本を読んでからは「阿修羅のごとく」の揚げ餅納豆「東京タワー」のがめ煮「ハンサムスーツ」ナポリ
エッグ「南極料理人」唐揚げを作ってみたくなりました。 飯島奈美さんのレシピがすばらしく端的、頭いいかたの作られたレシピだなあと思います。もちろんシネマ食堂ですから「3日間使いまわし食材」なんていう観点でみないように。 あとはつくるだけ。