地味で普通におうちでご飯。
ごはんと汁物、野菜や魚中心のおかずがひとつ、という形の献立が全部で17。和食、新和食を中心にイタリアン、カレーやチャーハンも紹介されています。献立形式での紹介なので、粗食初心者にも実践しやすいかもしれません。
でも私がこの本で一番参考にしているのは、プラスアルファのおかずとして載っている「いつもの野菜でもう一品」「いつもの乾物でもう一品」のページ。にんじんのごまみそきんぴら、小松菜の塩蒸し、切干とサーモンのマリネ、高野豆腐の揚げ煮など、新しいけどどこかなつかしいおかずたちは今晩からすぐに真似できます。全部を「健康ご飯」って感じにしちゃうと、なかなか家族が食べてくれなかったりしますが、小さなおかずや汁物から少しずつ取り入れて行きたいと思います。
地味な料理本ですが、献立からちいさなおかず、作りおきのアイディアなどまで網羅してあって、結構読み応えがあります。ものすごく
作りたくなる食べたくなるようなものは乗ってないけど、最近疲れを感じていて体が健康を求めている人にはおすすめ。